『動画編集は作業が大変だし稼げないからやめとけ』とたまに見かけるけど実際はどうなんだろう?動画編集の良さを語る人もたくさんいるから興味はあるけど、本当に始めていいのか不安を感じる。
動画編集は『稼げる』『稼げない』これはどちらも事実です。ではなぜ稼げる人と稼げない人との差が出るのか。そもそも動画編集がその人にとって向いてるのか向いてないのか。どうやったら稼げるようになるかを徹底解説していきます。
動画編集に向いてる人・向いていない人の特徴
動画編集が稼げるかどうかという話の前に、動画編集が向いている人と向いていない人の特徴は以下の通り。
向いてる人 | 向いてない人 | |
作 業 | 一人で淡々とやることが好き | 一人で淡々とやることが苦手 |
効 率 化 | 効率化を考えるのが好き(得意) | 効率化を考えるのが嫌い(苦手) |
納 期 | 納期を守れる | 納期を守れない |
興 味 | 動画に興味がある | 動画に興味がない |
一項目ずつ詳しく見ていきましょう。
①作業
動画編集と聞くと一見『クリエイティブ』なイメージがありますが、カット編集やテロップ・BGM・効果音の挿入など、作業は地味なことが多いのが実態です。また1本の動画が完成するまでに何時間もかかるので、一人でパソコンに向かって淡々と作業をこなすことが苦手という人には辛い作業になります。
反対に仕事は1人で淡々とこなしていきたいという人はやりがいを感じることができる仕事になります。
②効率化
動画編集は効率よく仕事が進めれないと、時給が数百円になる事も珍しくありません。ただ動画編集ソフトの便利な機能を使いこなし、自分の仕事の『型』を作る事で圧倒的に効率化を図れます。いかに面倒臭いことをなくすか、いかに自分の『型』を作っていくかを考えることが好きな人は動画編集が向いているでしょう。
私も初心者の頃、10分程度のYouTube動画を1本完成させるのに5〜6時間かかっていました。しかし効率化を意識して自分の作業時間のタイムを測ったり、テンプレや自分のやり方に型を作ることで、今では平均2時間半で完成させることができるようになりました。
③納期
納期を守れない人は動画編集に向いていません。これは動画編集に限った話ではありませんが、納期を守れないとクライアントに迷惑がかかりますし、当然信頼を築くこともできません。動画編集者が増えていると言われていますが、中には納期が守れない、急に連絡が取れなくなるという編集者も数多くいます。
『納期=自分の責任、最低限のマナー』というマインドで仕事ができる人にとってはそれだけでおおきな強みになります。
④興味
当然ですが動画への興味がない人にとって動画編集は向いていません。逆に動画を見ることが好き、こんなオシャレな動画を作りたい、こんなエフェクトを使って編集してみたい、動画を使って新しいことを始めたいなど、動画に興味がある人には最高に楽しい仕事になります。興味がある人はチャレンジしてみることを強くおすすめします。
そもそも動画編集はもう稼げない?
結論、動画編集はこれからもまだまだ稼げます。
以下はサイバーエー ジェントが公開した「動画広告市場規模の推計・予測」です。
動画市場はこれからもさらに拡大し、なんと2025年には1兆465億円に達する見込み。
動画の市場が拡大すればするほど、動画編集者の需要が高まります。それによって世の中に動画編集の案件自体が増えていくので、スキルさえ身につければこれからさらに稼いでいくことができます。
私も時間がない副業サラリーマンですが、市場の追い風に乗ることで毎月安定的に副業収入を得る状態になれました。
忙しいサラリーマンが毎月5万円を稼いでいる具体的な戦略を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
やめとけ!動画編集がもう稼げないと言われる理由
市場が拡大していく中、動画編集が稼げないと言われる理由は以下の通りです。
営業スキルがなくて案件を取れない人がいる
動画編集スキルはあるのに、営業したことがないから具体的に何をすればいいのかわからない。初案件は取れても、クライアントとのやり取りがうまくいかず継続案件がもらえない。
こんな悩みを持つ動画編集者がたくさん存在します。これは動画編集が稼げないというより、仕事の取り方、仕事の進め方の問題なので、クライアントへのアプローチ方法を学ぶことで解消することができます。
低単価案件しか取れない
例えばYouTube動画の編集は1本あたり2,000円〜3,000円という案件も珍しくありません。さらに初心者の頃は簡単な動画1つ完成させるのに膨大な時間がかかることがよくあります。
私の初案件は単価2,000円(完成尺8分程度)のYouTube動画の編集で、完成までに12時間かかりました。(時給167円)
初心者の頃に実績を積むことを目的とした低単価案件の受注はアリだと思いますが、いつまでもそれを繰り返しては稼ぐことはできません。この問題を解消するには以下の対策が必要です。
①効率化を図り時給単価を上げる。
②案件の内容と金額相場をリサーチして、割に合わない仕事は初めから請けない。
例えば1本5,000円の案件も5時間かかれば時給1,000円ですが、効率化を図ることで2.5時間まで短縮して時給2,500円にすることも可能。また事前に市場価格をリサーチして、案件の内容を詳しく確認することで、低単価案件の受注を防ぐことが出来ます。実際に安過ぎる案件が募集されていることも珍しくないので、相場観を見極めるスキルを身に付けていくことも重要です。
大きく稼ぐ動画編集者になるために必要な2つのスキル
基本的な動画編集スキルを身につけた後に次のステップとして以下を身につけることで、大きく稼いでいくことができます。
①高度な編集スキル
動画編集スキルをさらに極めて、After Effects(動画編集ソフト)などの高度なスキルを磨くことで高単価な案件を獲得することが出来るようになります。基本的なスキルを持った動画編集者はたくさんいますが、高度な編集ができる編集者はまだまだ少ないので、それだけで他者との差別化を図れるでしょう。1本3万円〜5万円の高単価な案件を狙っていきたい人はstudio US(スタジオアス)
②提案力
提案力を身につけてクライアントに価値提供することで圧倒的に稼げるようになります。具体的な提案内容は以下の通りです。
◆集客に困っているお店に動画を使ったPR広告を提案する。
◆企業向けに業務効率を図るための動画制作を提案する。
◆企業や個人事業主に向けてYouTubeチャンネルの立ち上げを提案し、運営ごと請け負う
これらが出来るようになれば圧倒的に稼ぐことが出来ます。理由としては単価を自分で決めることが出来るからです。
1本数万円の案件から、1プロジェクトあたり数十万〜数百万円といった案件を取ることも可能になってきます。
正直まだまだこの2つが出来る動画編集者が少ないので、動画編集を始めるのは今がチャンスです。
まとめ:『動画編集はやめとけ』は気にしなくていい!
動画編集はこれからがチャンスの市場です。
スキルを伸ばす方向によっては大きな金額を稼げる可能性を秘めています。
これから動画編集で稼ぎたいという方は是非チャレンジしてみてください。