『動画編集はもう稼げない!』って聞くけど実際のところはどうなの?
これから始めてももう遅いかな?
『動画編集はもう稼げない』『動画編集はオワコン』とたまに聞きます。結論、動画編集はこれからがさらに稼げます。ただやり方によっては本当に稼げない動画編集者になってしまいます。本記事では動画編集が稼げないといわれる理由と稼ぐために注意すべきことを徹底解説していきます!
【本記事でわかること】
◆動画編集が稼げないといわれる本当の理由と実態
◆動画編集が稼げる意外な理由
◆動画編集は副業でどのくらい稼げるのか
動画編集の副業が『もう稼げない』『オワコン』といわれる理由
動画編集者が増え過ぎて仕事が取れない?
結論、『需要に対して動画編集者が増え過ぎて仕事が取れない』は正しくありません。
正しくは『需要に対して動画編集は増えたけど、一緒に仕事ができる動画編集者は全然足りていない』です。
実際クラウドワークスやTwitter、オンラインサロンなどのコミュニティ内では毎日のように案件が募集されています。稼げない動画編集者はライバルが増えたから稼げないと考えるのではなく、仕事が取れない・継続案件が取れない自分自身の仕事のやり方を見直す必要があるでしょう。
△ 需要<<動画編集者
◎ 需要>>仕事ができる動画編集者
継続案件が取れない・低単価案件しか取れない人が増えた
動画編集が稼げないといわれる理由の多くはこの2つだと考えられます。
実際に継続案件が取れずに困っている人、低単価案件しか取れずに時給数百円換算になる動画編集者がいるもの事実です。
ただこれは動画編集を使って稼ぐ術が身に付いていないだけで、『動画編集=稼げない』というわけではありません。
動画編集と聞くと『動画を編集する』というイメージが浮かぶかもしれませんが、実際案件を獲得するまでに営業活動をしないといけません。また案件獲得後はクライアントとのスムーズなやり取りなども必要なスキルも必要です。それに加えてあらゆる提案をしていくことで高単価な仕事を獲得することができるようになります。
動画編集はそのスキルを使ってどうやって稼ぐのかを勉強して実践していけば、これからまだまだ稼いでいくことが可能です。
動画編集で稼げない人の特徴
①基本スキルが身についていない
動画編集で稼ぎたいという気持ちが前のめりになり過ぎて、必要なスキルが身についていない状態で案件を取りにいく人がいます。その特徴は以下の通り。
◆カットのつなぎ部分が荒くてプツンプツンうるさい
◆テロップと声のタイミングがあってない
◆BGMがうるさい
このように高度なスキル以前の基本の部分ができていない人がいるのが実態です。積極的に取り組むことは素晴らしいことですが、まずはしっかり基本スキルを身につけていきましょう。
②コミュニケーションに問題がある
コミュニケーションに問題があるケースは以下の3つが考えられます。
1.ビジネスコミュニケーションができない(ため口、馴れ馴れしいなど)
2.返信が遅い・こまめな報連相がない
3.コミュニケーションコストが高い
どの項目も日々意識して取り組めば、すぐに解決できるものばかりです。
返信が遅くなりそうな場合は
『現在すぐに返信ができないため、本日○○時ごろに改めて返信いたします』
など連絡に気付いていることを報告すればそれだけでも好印象になります。
コミュニケーションコストはそもそも概念がない人が多いので注意が必要ですが、知っていればすぐに改善できます。
コミュニケーションコストとは『意思疎通をする際に発生する時間や労力のこと』
メール一つにしても長くて要点のまとまっていない文章が送られてくると、解釈するのにも返信内容を考えるのにも時間と労力がかかります。
反対に要点のまとまった短い文章のメールだと解釈したりや返信するのにも時間や労力を奪われずに済みます。つまり相手にとって手間と時間のかからないコミュニケーションが取れるということが価値になるということです。
私は普段企業で働いていますが、仕事の依頼の仕方一つとっても、社内の同僚や先輩、クライアントも含めて、コミュニケーションコストを意識している人の割合はかなり低いと感じています。これができるだけでも相手に好印象を与えられることは間違いありません。
③納期が守れない
案件の募集条件には必ずといっていいほど『納期が厳守できる人』と謳われています。それほどに発注者にとって納期は大事なものということです。
しかし実際にそれを守ってくれる人が多くないというのが、発注者によくある悩みです。どうしても納期が間に合わない時はわかった時点で早めの報告をするなど、相手の立場を考えて行動することが大事。納期に関しては非常に大事な事なので、強く意識することが必要になります。
④営業力が不足している
動画編集スキルと最低限のマナーが身についているのに営業力が不足して稼げない人がいます。そういう人の特徴として、自信が持てずに営業活動をしていないという人がほとんどです。
『どこにどういった営業をしたらいいかわからない。』
『営業をしたことがないからイメージが湧かない。』
その気持ちはものすごくわかりますが、せっかく稼ぐスキルを持っているのに非常にもったいない。
これから動画編集を始めたいけど営業活動には自信がないという人は、クリエイターズジャパンなど『案件獲得サポート付きのスクール』で動画編集を学ぶ事がおすすめ。どこにどんなアプローチをすればいいのか案件を獲得するまでしっかりサポートしてくれるので、初心者の方でもしっかり稼ぐという目的にフォーカスしていくことができます。
副業でも動画編集がこれからも稼げる理由
①動画市場の規模拡大が見込まれるから
以下はサイバーエー ジェントが公開した「動画広告市場規模の推計・予測」です。
動画市場はこれからもさらに拡大し、なんと2025年には現在の約2倍の1兆465億円に達する見込み。
今以上に動画広告を始める人が増えるということは、動画編集者の需要も今以上に高まります。
副業で稼ぐために大事なことは、お金が多く流れる分野で挑戦することです。市場の拡大が見込まれる動画編集市場は、これから副業で稼ぐには最適の市場といえるでしょう。
②動画編集者の席は空き続けるから
これはあまり他では聞かないことだと思いますが、優秀な動画編集者は編集者としてではなく、ディレクターやマーケターなどへ商流を上げていきます。
強いライバルほど動画編集者として居座らずに商流を上げていなくなっていく
➡常に動画編集者の席は空き続けるということです。
『市場拡大の見込みがあり、ライバルもそこまで強くない。』そう考えるとこれから新規参入する方にとっても、動画市場は本当に狙い目です。
動画編集の副業で稼ぐ方法
いざ副業を始める際は、どれほど稼げるのか気になりますよね。そこで実際にどれほどの収入が得られるのか解説いたします。
動画編集者として稼ぐ
結論、副業でも動画編集者として月5万円~15万円程は稼げます。
具体的にイメージするには『自分に使える時間(リソース)がどのくらいあって、作業時間がどのくらいかかるか』を把握しておく必要があります。月5万円のイメージは以下の通りです。
【動画編集の副業で月5万円稼ぐイメージ】
・単価:5,000円
・月辺りの本数:10本
・1本あたり編集時間:4時間
・副業に使える時間(リソース):平日の夜の2時間のみ(月40時間の副業時間)
➡1日2時間×20日(平日のみ)=5万円(単価5,000円×10本)
より稼ぐには『単価を上げる』・『本数を増やす』のどちらかが必要があります。副業で始める場合は時間に限界があるので、稼ぎたい目標金額と合わせて、どのくらいの時間を費やせるのかも把握しておくと、より具体的にイメージできるようになります。
以下の記事では時間がない副業サラリーマンがいかにして毎月5万円の副業収入を得ているのか詳しく書いているので、ぜひご覧ください。
ディレクターとして稼ぐ
副業で一人で動画編集者として仕事をこなすには限界があります。なぜなら時間が限られているからです。ではどうやれば副業としてでも大きく稼ぐことができるのか。
結論、自分が発注者側に回ることで限られた時間の中で最大限の結果を出すことができます。
動画編集者として経験を積んで、ディレクターという立場に回ることで月20万円~100万円を超えることも可能です。
ディレクターになる手順は以下の通りです。
1.ある程度のスキルを身に付けて指示ができる状態になる。
2.クラウドサービスやTwitterではなく、企業やYouTuber、映像制作会社に直営業して、できるだけ高い単価で仕事を取る。
3.チームを形成して動画編集者に編集を任せて、自分は品質管理と新規案件の獲得をしていく。
このようにチームを形成することで、一人では限界が見えていた時間の問題を解決し、さらに大きく稼げます。会社に依存しない生き方を目指したいという方は動画編集者としてではなく、ディレクターを見据えて取り組むことをおすすめします。
まとめ:『副業の動画編集では稼げない』は嘘!これからが稼ぐチャンス!
『動画編集は副業でもう稼げない』ではなく『やり方によって稼げない人もいる』というのが正解。稼げる人と稼げない人の線引きは高度なスキルではなく、相手への気遣いや最低限のビジネスマナーです。またやり方によっては大きく稼ぐことができる分野なので、これから動画編集を副業で始めようという方は『自分の目指す立ち位置』を明確にして具体的な行動に落とし込んでみてください。