動画編集ってどれくらい時間がかかるの?実際どんな工程があるのかわからないからイメージが湧かない。忙しいサラリーマンでも動画編集の副業で稼げるの?
結論、忙しいサラリーマンでも動画編集の副業で稼ぐことは可能です!では具体的にどんな作業があってトータルでどれほどの時間がかかるのか。また限られた副業時間の中で役立つ『動画編集スピードを爆上げする方法5選』もあわせて解説していきます。
【本記事でわかること】
◆動画編集にかかる時間(各工程ごとに徹底解説)
◆動画編集スピードを爆上げする方法5選
◆忙しいサラリーマンが副業で実際にどう稼いでいるのか
忙しいサラリーマンが毎月5万円を稼いでいる具体的な戦略を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
動画編集にかかる時間
それでは動画編集にどれくらいの時間がかかるのか、項目ごとに解説していきます。
【各項目ごとにかかる目安】
1.カット(20分~1時間)
2.テロップ(1時間~2時間)
3.エフェクト、アニメーション、画像挿入(30分~1時間)
4.BGM、効果音、音量調整(10分~30分)
5.確認(15分)
6.書き出し(15分~30)
一つずつ解説していきます!
1.カット編集(20分~1時間)
カット編集は動画の中の必要のない部分を取り除いていく作業です。
例えば何もしゃべっていない”間”やセリフの言い間違い『あ~』『え~』という部分など、動画の中で不要なところをカットして、動画を見る人に飽きさせないためのテンポを作り出します。
2.テロップ(1時間~2時間)
動画のセリフをテロップとして挿入していく作業です。
フルテロップが必要な場合や、要約して部分的なテロップだけでOKの場合とで作業時間が変わってきます。単純作業ではありますが、誤字脱字やテロップを表示するタイミングがおかしくないかなど注意深く確認が必要な作業でもあります。
3.エフェクト、アニメーション、画像挿入(30分~1時間)
不要な部分をカットしてテロップを挿入した動画に装飾をしていくような作業です。画面をアップにしたり、文字を動かしたり、関連する画像を挿入したりして、より面白い・より分かりやすい動画にしていくことができます。
4.BGM、効果音、音量調整(10分~30分)
動画の装飾が完了したらBGMや効果音をつけて仕上げをしていきます。BGMや効果音をつけるだけで動画の雰囲気をガラッと変えることができます。ここで注意が必要なのは音量の調整。せっかくいい内容の動画でもBGMや効果音の音量が大きすぎると、耳障りな動画になってしまうので要注意。
5.確認(15分)
動画が完成したら一通りチェックをします。
誤字脱字はないか、変なタイミングでエフェクトがかかっていないか、音量は適切かなどの確認が必要です。納品前の確認作業はクライアントとの信頼関係にも繋がる大切な部分でもあるので最後まで気を抜かず確認していきましょう。
6.書き出し(15分~30)
『書き出し』とは編集した動画をMP4ファイルなどに出力していく作業です。
これは書き出しをスタートするとパソコンが自動で行ってくれるので特に手を動かす作業はありません。ただパソコンのスペックやデータの容量によって数分~数時間かかる場合もあるので、書き出し完了までを見越したタイムスケジュールを組んで、約束の納品日に遅れないようにしていきましょう。
その他の項目として以下の3つがあります。
1.動画素材の読み込み(10分~30分)
2.素材集め(30~1時間)
3.サムネイル作成(30分)
1.動画素材の読み込み(10分~30分)
動画素材の読み込みは素材のデータの大きさやパソコンのスペックによって時間は変わってきますが15分ほどの素材であれば10分~30分程度で読み込むことができます。
2.素材集め(30~1時間)
動画内で使用する画像や効果音を集める作業です。これは意外にも時間がかかります。なかなか自分のイメージした素材が集まらない時はひたすらフリー素材サイトとにらめっこする状態になるので注意が必要。
3.サムネイル作成(30分)
YouTube動画になるとサムネイルは非常に重要な部分です。
視聴者の目に最初に触れるものなので、視聴回数にも大きく影響を与えます。この重要なパートをしっかりこなすことで次につながる仕事ができるでしょう。
ジャンルによってかかる時間は変わる
完成尺10分程度のYouTube動画といってもジャンルが変われば編集時間も変わります。
具体的な参考例は以下の通りです。
ビジネス系・教育系
1.カット(20分~1時間)
2.テロップ(1時間~2時間)
3.エフェクト、アニメーション、画像挿入(30分~1時間)
4.BGM、効果音、音量調整(10分~30分)
5.確認(15分)
合計:2時間15分~4時間30分
ビジネス系や教育系といったトーク中心のジャンルの動画は画像挿入やエフェクトなども少なくカットとテロップが中心の作業になります。大事なのは発信者が何を伝えたいかを理解して編集をすること。視聴者にわかりやすいようにテロップの色を変えたり、話の内容がイメージできるような画像を挿入していくことが必要です。
比較的に簡単な作業になるので初心者の方にはおすすめのジャンルです。
エンタメ系
1.カット(1時間~2時間)
2.テロップ(1時間~2時間)
3.エフェクト、アニメーション、画像挿入(30分~1時間)
4.BGM、効果音、音量調整(30分)
5.確認(30分)
合計:3時間30分~6時間
エンタメ系といえば皆さんご存じのヒカキンさん。
テロップだけではなく、数秒ごとに画像やエフェクトや効果音が入っているのがわかります。またエンタメでは『間』を作って面白く作るなどの工夫も必要なので、こだわるほど面白くなるジャンルですが、その分時間もかかることになるでしょう。
エンタメ系はビジネス系のようなトーク中心の動画より時間がかかる傾向があります。
Vlog系・料理系
1.カット(1時間30分~2時間30分)
2.テロップ(30分)
3.エフェクト、アニメーション、画像挿入(30分~1時間)
4.BGM、効果音、音量調整(30分)
5.確認(15~30分)
合計:2時間45分~5時間
Vlog系や料理系は動画の素材が多くなる場合がほとんどなので、他とジャンル比べるとカット編集に時間がかかります。その代わりテロップは少なめの傾向があるのでテロップ編集にかかる時間は少ないという印象です。またエフェクトなども少なめでシンプルなものが多いので、編集はしやすいジャンルといえるでしょう。
Vlogや料理系ではBGMにこだわったり、動画の色味を変えてオシャレな雰囲気が出せるとGood!!
動画編集にかかる時間は何となくイメージできたけど、副業だと時間が限られてくるから本当にできるか心配。
そんなあなたのために次は動画編集スピードを爆上げする5つの方法を解説していきます。
動画編集スピードを爆上げする方法5選
結論、以下の5つの方法で動画編集スピードを爆上げできます。
1.キーボードのショートカット設定
2.手順を決めておく
3.時間を測る
4.ルールを決めておく
5.継続案件を獲得する
1.キーボードのショートカット設定
Adobe Premiere Proを利用する場合、キーボードの一つ一つにショートカットの設定が可能。
これを使うことでマウスを数回クリックしないとできなかったことがボタン一つで完結できるようになります。これを初めに設定すると動画編集スピードが一気に加速するでしょう。
2.手順を決めておく
はじめはカット、次はテロップ、次は音量調整・・・といった自分の作業手順をあらかじめ決めることが大事です。『これ終わったから次は何をしよう』といった悩む時間を省いて淡々と編集をしていくことで自然と動画編集スピードは上がってきます。
3.ルールを決めておく
『手順を決めておく』と似ていますが、ここでのルールは編集におけるルールです。例えばこのテロップの時はこの効果音。BGMの音量調整の数値は-30db。といったルールを決めておくことで迷いがなくなり、サクサクと動画編集を進められます!
4.時間を計る
個人的にこれが最も簡単かつ効果が出るおすすめの方法です。
スマホやパソコンのストップウォッチを使って編集時間を毎回チェックする習慣をつけることで時間に対する意識が高まり、集中して作業に打ち込めます。
5.継続案件を獲得する
継続案件を取ることで大幅な時間短縮を見込めます。初回で作ったエフェクトを保存して使いまわしたり、効果音の音量もあらかじめ設定できるので、初回でしっかり作り込んでいけば2回目以降はかなり楽ができるようになります。
これらの方法で動画編集スピードが爆上げされた実績を紹介していきます。
副業で月5万円稼ぐのにかかる時間を公開!
以下は2022年の直近で私が副業の動画編集でかかった時間になります。
【動画詳細】
◆動画の内容:教育系(医療関係)
◆単価:5,000円
◆動画の素材:10~15分
◆完成尺:10分程度
◆月本数:10本
◆月合計時間:21時間41分
◆1本あたりの平均時間:2時間14分
1日2時間コツコツやれば11日間で5万円稼げる状態。初めの頃は1本あたり5~6時間かかっていましたが、工夫を凝らすことでここまで短縮できました。
まとめ:動画編集は副業の時間でも月5万円は稼げる‼︎
忙しいサラリーマンでもジャンルをしっかり選定して、時短に工夫を凝らせば副業でもしっかり稼げます。初めたての頃はどうしても時間がかかりますが、それも慣れの問題なのでとにかく実践あるのみ!是非今回の解説をご参考にしてみて下さい!!