動画編集の仕事ってきついの?時給がコンビニのアルバイトより安いって聞いたことあるけど本当に稼げるの?もし始めても続けられるか心配。。。
動画編集の仕事は正直きついです!
『市場が拡大してるから簡単に稼げる!』
このような考えで始めた人で、痛い目を見た人はたくさんいるでしょう。では動画編集の何がきついのか?そこに始める価値あるのか?会社員をしながら副業で動画編集を始めた私の実体験をもに解説していきます。
【この記事でわかること】
◆動画編集の仕事の具体的に何がきついのか
◆きついと感じた時、どう対処してきたのか
◆きついと感じる動画編集を続ける理由
忙しいサラリーマンが毎月5万円を稼いでいる具体的な戦略を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
動画編集の仕事がきつい!しんどい!大変!と感じる場面
動画編集で『きつい!』と感じる場面は以下の通りです。
1.編集に時間がかかり過ぎる時
2.案件が取れなかった時
3.納期に追われて余裕がなくなった時
1.編集に時間がかかり過ぎる時
最初にぶち当たった壁は『編集に時間がかかり過ぎること』です。初心者の頃は1本の動画を作るのに何時間もかかりました。私が初めて獲得した案件の詳細は以下の通り。
◆Twitterにて案件獲得
◆YouTube動画(完成尺8分24秒)
◆単価2,000円
◆編集にかかった時間:12時間(時給167円)
時給167円。。。
コンビニアルバイトした方がマシでは。。。
特に初心者の頃は編集ソフトの使い方も不慣れなのでかなり時間がかかります。副業という時間に制約がある中で、たった数千円にここまでの時間がかかるのは正直かなりストレスでした。『このままこんな割の合わないことを続けてもいいのか』と不安を感じる時期でもありました。
2.案件が取れなかった時
私は動画編集スクールでスキルを学んだので、基本的なスキルは2週間ほどで習得できました。ただやはり初心者の頃は実績もないのでポートフォリオや営業文にも自信がなく、どのように仕事を取って稼げばいいのか全くイメージが湧きません。
『せっかくお金と時間をかけてスキルを身に付けたのに、稼ぐことができないのではないか』と不安になった時は正直きつかったです。
ここに関しては、言い訳なしにしてとにかく行動すればすぐに結果に繋がります。実際私も何とかポートフォリオと営業文を作成し、数を打てば当たる方式でTwitterやクラウドワークスでガンガンに営業を開始したら1週間ほどで案件が取れたので、いかに自分で自分の行動の制限を外せるかという根性論的なところが改善のポイントでした。
3.納期に追われて余裕がなくなった時
案件を順調に獲得した後は待っていたのは納期管理の壁。3つのクライアントから案件を獲得したものの、副業という時間に制約がある中では納期管理が大変で心に余裕が持てませんでした。当時はディレクションスキルもないので一人で編集するしかなく、とにかく寝る間を惜しんで動画編集に没頭するしかない。だけど心に余裕がなくなるとすぐにイライラするし、納期に追われて焦る気持ちがメンタル的に一番苦しい時期でした。
心に余裕がなくなって普段の仕事や家族との時間に支障が出ては本末転倒。自分のリソースをしっかり把握して、その中でいかに仕事をこなしていくか計画的に動くことが大事です。
それでは私が動画編集を始めて『きつい!しんどい!大変!』という場面をどのように乗り終えてきたかを解説していきます。
初心者が動画編集のきつい場面を乗り越える方法
私が動画編集初心者の頃に、ぶつかった壁をどう乗り越えたか。その方法は以下の通りです。
1.初心者の頃は成長期間として割り切るマインド
2.効率化して時給を上げる
3.営業文とポートフォリオは時間をかけて完成度を上げる
4.キャパオーバーな仕事を請け負わない
1.初心者の頃は成長期間として割り切るマインド
初心者の頃はその作業自体に慣れるまでに時間がかかることをまず認識します。始めにいただく案件などは、実践をしながら学ばせてもらう・慣れるために使わせてもらうという感覚でやっていました。だからといって時給数百円になろうとそこに手を抜くことは一切しません。動画編集では実践が一番身になります。
根性論になるかもしれませんが1本ずつ全力で取り組むことで確実に自分の成長に繋がると信じていれば、決してその時間は無駄な時間ではありません。
その時間を”価値のある時間”だと信じて取り組むことが今の継続に繋がりました。
2.効率化して時給を上げる
作業を効率化するために取り組んだ内容は以下の通り。
1.キーボードのショートカット設定
2.手順を決めておく
3.時間を測る
4.ルールを決めておく(効果音やテロップなど)
5.継続案件を獲得する
慣れるだけでもどんどん早くなりますが、意識的にこういった効率化を図ることでさらに時間短縮でき、時給を上げることが可能です。
完成尺10分のYouTube動画に12時間かかっていた私も5時間、4時間と短縮でき、継続案件になれば2時間半ほどあれば編集できるようになりました。
3.営業分とポートフォリオは時間をかけて完成度を上げる
営業文とポートフォリオの完成度を上げれば案件獲得も難しいものではなくなります。この時に大事なことは第三者に確認してもらうことです。初心者の頃は特に自分では一生懸命作ったつもりが、独りよがりの的外れなものとなっているケースがほとんどです。
案件獲得のサポートがあるスクールなどを活用すれば初心者でも安心して案件獲得までの道のりを歩めるのでおすすめです。
4.キャパオーバーな仕事を請け負わない
まずは自分のスキルとリソースを棚卸し、1ヶ月でどんな仕事をどれだけこなせるのか把握することが大事。それが自分のためにもなりますし、クライアントのためにもなるのでしっかり把握しておく必要があります。具体的な確認方法は以下の通り。
【スキル】
◆10分程度のYouTube動画:3~4時間で編集が可能
【リソース】
◆平日:夜の2時間×22日=44時間
◆土日:朝と夜の3時間×8日=24時間
◆1ヶ月合計:68時間
※無理をしない現実的に可能な時間を把握することが大事
【編集可能本数】
◆68時間÷4時間=17~22本
この場合10分程度のYouTube動画なら1ヶ月で最大17~22本編集することが可能。
仮に単価5,000円であれば85,000円~110,000円は稼ぐことができる。
【毎月50,000円稼ぎたいなら・・・】
10本の動画編集でOK➡30時間~40時間のリソースでOK(1日の平均作業時間1時間~1時間20分)
このように数値を見える化することで、空想ではない現実的な行動計画を立てれるようになります。現実的な計画を立てることで『どんな案件をどれだけ請け負えばいいのか』が明確になり、キャパを超えた仕事を請け負わない判断ができるようになることで、納期管理に追われてストレスな日々を過ごすことがなくなりました。
動画編集はきつい仕事だけどそれぞれの場面で乗り越える方法はあるんだ。だけどそもそも何でそんなにきつい動画編集の仕事をそんな試行錯誤してまで続けるの?
確かに動画編集を続けることは決して楽ではありません。それではなぜそこまでして動画編集を続けるのか解説していきます。
『きつい』と感じる動画編集の仕事を続ける理由
動画編集を続ける理由は以下の通りです。
1.動画編集は副業でも取り組みやすいから
2.動画編集は副業でも稼げるから
3.動画編集は達成感がある仕事だから
4.動画編集は将来性があるから
1.動画編集は副業でも取り組みやすいから
動画編集はパソコンとネット環境があればどこでも仕事ができるので、副業でも取り組みやすいという特徴があります。
時間や場所に縛られず、家でもカフェでも出張先でもどこででもできるので、副業として取り組むには超おすすめです。
2.動画編集は副業でも稼げるから
動画編集は副業でも5~10万円なら無理をせずに稼げます。またディレクターという立ち位置になれば少ない労働時間で月20万~50万円稼ぐことも可能。
スキルを身につければ『お小遣い稼ぎとして』『将来への積み立て投資の軍資金として』『脱サラして独立するため』など各目的に合わせた働き方を自分で選べるのが最大の魅力の一つです。
3.動画編集は達成感がある仕事だから
動画編集は形に残る仕事なので、自分の仕事が世の中に発信されることに達成感を味わうことができます。
自分が編集したYouTube動画が何万回も再生されたりするのを見るとやりがいも感じれますし、自分の仕事でクライアントのに感謝してもらえると『次も頑張ろ!』という気持ちになれます。こういった感情面での満足感が感じられることも動画編集を続ける理由に繋がります。
4.動画編集は将来性があるから
動画市場はこれからさらに拡大すると予想されています。以下のグラフは2025年までの動画広告市場推計・予測です。
『市場が拡大する➡お金が流れる市場』
成功の確率を上げるには”お金の流れる市場”で戦うことが大事です。
今から動画市場に入り込んでおくことで、これから先の安定した収入源の確保や、さらに大きな収入源を得る可能性に期待できるというところが動画編集の魅力です。
まとめ:動画編集の仕事はきついけど始める価値あり!
動画編集は決して楽な副業とは言えません。初心者の頃は特にきついと感じることが多いでしょう。しかし他の副業のブログやプログラミングなどと比べても習得して結果が出るまでの期間も短く、今後の将来性も期待できます。これから何か副業を始めたいという人は以下の記事もぜひ参考にしてみて下さい。